神の子池

2010/07/07

 

 

北海道の東にある清里町。
有名な摩周湖の原水となる池がある。
その名も「神の子池」。
「摩周(マシュウ)」とはアイヌ語で、神様という意味。その原水だから「神の子池」。
20歳の時の北海道旅で真っ先に向かった場所。
池と出会った瞬間、信じられないぐらいの衝撃を受けた。
ただ単に、きれい、美しいではない自然そのものという姿。
動けなくなり、同じ場所でじっと池を見つめていた。
そんなに多くない観光客がきても、僕は動けず、数時間が過ぎていた。
観光客の「きれいだねー」、「すごーい」という声に違和感を感じ、我に返った。

確かにきれいだけど、僕らが住んでいる都会、神戸や東京など住居のある生活がある場所も、
昔はこんな自然であったはず。
それを便利にするために家を建て、いろんな生活環境を整えてきたのに、
残っている自然に対して「きれい」と感動するだけ。
違うと思った。
今生活している場所も、こんな自然だったんだとわかった上で生きないとと思った。
取り戻したいとは思わない。
でもわかった上で生活しないと、自然に対して失礼だと思った。

そんなことをふつふつと感じ、アイヌの文化を知った20歳の旅。
その時に出来た曲が「あなたのうた」。
ぜひ聴いてほしい。
 


photograph by Shigeki Maruyama

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